阿蘇山が2021年10月20日11時43分に噴火しました。
世界有数の活火山大国である日本は、活火山が108個もあり、こういった自然災害は普段の生活から絶対に避けられないものとなっています。
特に今回の阿蘇山の噴火は九州地域に住んでいる方にとったら大きな問題。
噴火警戒レベル3となっており、入山規制になりましたが、
阿蘇山は大きな噴火したらどこ逃げる?
阿蘇山の火山灰の影響は?
阿蘇山火山の硫黄の匂いは体に影響する?
など阿蘇山の噴火に関わる私達の取るべき行動について紹介していきたいと思います。
タップできる目次
阿蘇山噴火したらどこに逃げる?
阿蘇山噴火で気象庁が会見。
「火口からおおむね2キロ範囲では大きな噴石や火砕流に警戒を。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が遠くまで風に流されて降るおそれがあるほか、火山ガスにも注意が必要。危険な地域には立ち入らないでほしい」と警戒を呼びかけました。https://t.co/Cc9UjYJu8l
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) October 20, 2021
10月20日11時43分、ちょうどお昼前に阿蘇山が噴火しました。
今回の噴火によって火口周辺規制の2から山への立ち入れ規制となる入山規制3に引き上がりましたね。
火口から約2キロ以内の範囲で噴火による噴石が飛んできたり、火砕流が流れてきたりする恐れがあると気象庁は発表し警戒を呼びかけています。
では、この阿蘇山の噴火に伴いどこに逃げたらいいのでしょうか?
阿蘇山が噴火したら頑丈な建物の中に逃げる
熊本県に鎮座する阿蘇山が噴火し、レベル3の「入山規制」の場合は、まずは建物(頑丈な建物、シェルター、大きな岩陰)の中に逃げるようにしてください。
どこまでの範囲の人が避難が必要なのか?
とういうことですが、阿蘇山の麓である熊本県阿蘇市で、
得に火口から2キロ以内の範囲では噴石などが降ってくる恐れがあり、また火砕流が流れてくる恐れがあるからです。
Q.阿蘇山が噴火するとどうなる?
A.こうなる pic.twitter.com/bKLj9gJM9d— こな (@kooooona) October 20, 2021
これは山の近くの現場になるのでしょうけど、怖いですよね。
風下の地域ではたとえ2キロ以上離れた場所であったとしても、小さな噴石が飛んできたり、風によっては火山ガスが流れてくるので十分に注意が必要です!
くれぐれも野次馬で阿蘇山に足を踏み入れたり登山などはしないようにしましょう。
噴火警告がレベル4の「避難準備」に4なった場合は、居住地域に重大な影響を与える恐れがあると判断されているため、避難の準備が必要になってきます。
必ず自治体や行政の指示に従うようにしましょう!
窓ガラスに注意!
大きな噴火があった場合に、噴火の影響で窓ガラスが割れたり大きな振動が起きたりする可能性もあります。
できるだけで近づかないか、普段から窓ガラス対策やカーテンなどで対策をしておくことをおすすめします。
ハザードマップで普段から避難計画をたてておく
自治体や国から配布またはネットで掲載されいてるハザードマップは必ずチェックしておくようにしましょう。
どこが危険地域なのか必ずチェックし、避難場所も必ずどこなのか把握しておくことが必要です!
自宅近くの避難場所だけでなく、普段よく行く職場や学校、ショッピングセンター近くの避難場所もチェックしておくことをおすすめします。
必ず家にいる時に噴火するとは限らず、いつ何時噴火してもおかしくないからです。
阿蘇山噴火(熊本県)に慌てない持ち物についても!
いつでも危険から身を守るために、避難準備はしておきたいですよね。
いざとなっても慌てて準備しても手に入らなかった!あのとき用意しておけば!ということがないように、普段から避難準備や防災グッズ、備蓄品は用意しておきましょう。
避難する時にこれだけはあったほうがいい!と思うものをピックアップしてみました。
- モバイルバッテリー
- 携帯用トイレ
- 備蓄避難セット
- オムツや生理用品
モバイルバッテリー
スマホを持っている方は絶対の持っていることをおすすめします。
災害時だけでなく普段から充電が必要なときにはさっと取り出して、スマホにつなげて充電することができます。
いざ電話したい、メールしたい、ニュースがみたい、となったときでも、スマホの充電がないと話になりませんし、本当に焦ってしまいます。
今は価格も手頃で軽くて薄型のモバイルバッテリーが沢山売っているので、スマホお持ちの方は1人1台もっていても損はしませんよ。
↑特にAnkerという大手ブランドは安心なうえ、20000mAHほどの容量があればスマホ2回分や余裕で充電することができます^^
携帯用トレイ・簡易トイレ
こちらの携帯用トレイも持っていて損ではありません。
いざトイレに入りたくても近くにトイレがない、車の渋滞中トレに行けない、避難場所トイレが長蛇の列・・・・という時にでもさっと使えるし、使い終わった中身はゼリー状になって固まってくれるので、その後汚物はトイレに流して燃えるゴミとして捨てることも可能です!
簡易トイレの場合でも、停電してしまったら今どきのトイレは流せなくなってしまうことが多々ありますよね。
そういった場合に、便器に簡易トレイのビニール袋と溶剤をセットするだけで簡単に使えることができます^^
一番気になるトイレ事情が心配だと安心して避難もできないので、1セット持っておくと本当に心強いですよ!
避難セット
避難セットをひとつひとつ購入していくのって・・・
結構大変ですよね(><)
こういう時は専門店がまとめてセットにして販売している備蓄避難セットを購入してしまうことをおすすめします。
ひとまとめになって売っているので、避難時にはコレと貴重品(携帯スマホ、お財布など)を持って逃げれば安心ですよね!
避難セットの中にはラジオライトやトイレの凝固剤がついていたりするので、いたれりつくせりです。
↑こちらは福島の震災経験者が考えたという避難セットで一人分になっています。
↑多機能ラジオがついていて、モバイルバッテリーにもLEDライトにもなるスグレモノがついています。
オムツや生理用品
こちらはほとんど場合、避難グッズに入っていないことが多いです。
オムツを付けたお子さんがいる家庭や女性の方は、避難バッグの中に必ず準備しておくことをおすすめします!
これは普段使用しているものを入れておくだけなので安心ですね^^
阿蘇山の火山灰に注意!
高森町役場では火山灰降り続く
熊本県高森町の職員によりますと、阿蘇山火口の南およそ8キロにある役場では、噴火に伴う爆発音などは聞こえなかったということですが、火山灰が断続的に降り続いているということです。
被害やけが人の情報は入っていないということです。https://t.co/KHJ9KAUR57
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) October 20, 2021
阿蘇山の噴火による火山灰の影響も気になるところです。
現在、気象庁が降灰予報を発表し、火口から南東側の阿蘇市や高森市、南阿蘇村ではやや多めの火山灰が降る予想をしています。
火山灰が多く降灰すると、車の運転も危険になるので徐行運転するなど注意が必要です!
【阿蘇山噴火】
ウェザーニュースアプリでは火山灰の降灰状況の聞き取り調査を行っています。
これまでに阿蘇市の阿蘇山周辺だけでなく、南東側のカルデラ内外の高森町、南阿蘇村、山都町、から降灰の報告が届いています。https://t.co/tHDS91oGss▼報告・閲覧https://t.co/MJrDBCWiXp pic.twitter.com/EGHXKUjabk
— ウェザーニュース (@wni_jp) October 20, 2021
そして車だけでなく、灰を吸ってしまうのも良くないので外に出る時は特に傘をさしたりマスクで防灰対策しましょう。
マスクも色々なマスクが発売されていますが、肌荒れしにくいと大人気のユニチャームの超快適スマートマスクマスクについての記事はこちらをどうぞ。
超快適マスク(スマートカラー)はどこで売ってる?穴場はマツキヨ!
阿蘇山火山の硫黄の匂いは体に影響する?
南阿蘇からの阿蘇山。硫黄の匂いがすごーい。車の上にも短時間で火山灰が。今は穏やかに見えますが、まだまだ注意は必要ですね。 pic.twitter.com/jFlr83Y1Cr
— 石橋(二子石)里香 (@ishibashirika) October 20, 2021
阿蘇山の火山による硫黄の匂いについてですが、そうとうな腐った卵のような独特な匂いですよね。
火山によって噴出するガス(二酸化硫黄)の匂いです。
まれに硫化水素(濃度により人を致命傷にさせます)も含まれていることもあります。
硫黄の匂いは体に影響あるの?とちょっと心配になってしまったりしますが、匂い自体は影響がありませんが、目に見えない無色透明のガスが人体に悪影響を及ぼします。
※濃度に注意
濃い濃度の二酸化硫黄にさらされると、喉や目、気道などを刺激し、ずっと刺激を感じていると咳が出たり目が赤くなったり胸が苦しくなったりする場合もあります。
得に喘息持ちの方は注意が必要ですのでお気をつけください!
また、国や自治体から今後ガスの濃度に関する注意喚起の情報をこまめにチェックし、健康被害を引き起こす濃度になった注意報が出た時は
- 外出を控える
- 外から帰宅したら目や喉を洗う
- 目や喉などの体に異変を感じたら病院で診察してもらう
などの対応をしましょう!
阿蘇山噴火したらどこに逃げる?火山灰風向きや硫黄の匂いも注意!|まとめ
阿蘇山噴火したらどこに逃げる?火山灰風向きや硫黄の匂いも注意!についてまとめて紹介してきました。
- 阿蘇山に近づかない
- 火口から2キロ以内の範囲で噴石や火砕流が流れてくる恐れがある
- 遠い地域でも風下には火山灰が飛散する
- 硫黄の匂いに注意
- 早めに避難に備えておく
ということでした。
自然災害である噴火を防げないからこそ、普段から避難準備や避難計画をたてておきましょう。
防災グッズもあれば絶対に安心ていうものではありませんが、あるにこしたことは有りませんので、ぜひお持ちでない方はこの機会に揃えてみることをおすすめします!